パチンコ屋に愛は溢れているか

優しさは一番大事

お久しぶりです、バシバです。

突然ですが、優しさ感じてますか?

普段パチ屋に生息しているB-TYPE読者の方々は優しさに飢えている事かと思います。日に数万の金が動く空間と言うのは非日常以外の何者でもありません。今のパチ屋に純粋にパチンコ、スロットを楽しんでいる人はどれだけいるでしょうか。

最近流行りの連れ打ちやオフ会は心から場を楽しむ人の集まりですから、パチンコ、スロットに対してお金以上の価値を見出し参加している事かと思います。が、普通、他人が金を失っていく様には滑稽や哀れみの感情を抱く事かと思います。こういう情であるとか人の繋がりの話をするとよく話に上る「昭和のパチ屋」平成の生まれの自分は当時の姿をこの目で見る術を持ちませんが、聞く限りでは「羨ましい」の一言。

その昭和を象徴するのがジャグラーの島にいるようなおじちゃんおばちゃん達。

目押しが出来ずに困っている姿を見かければ代わりに目押しをし、お礼に缶コーヒー。潜伏中にやめようなものなら一言かける。周りを敵ではなく味方とするのは純粋に羨ましい。当時の「優しさ」に思いを巡らせてみても今はやれゾーン狙いだ、天井狙いだ。パチ屋で周りを見渡せば人を利用し自分の利益しか考えない浅ましいハイエナの姿ばかり。ハイエナを否定はしませんが、そればかりで金の事しか考えない様になってしまうと心が荒んでしまいます。

お金を第一に考えず自分の好きな台を好きな様に打ち目押しが出来ないならば、出来る人に頼む。高齢者の方こそ心からパチンコ、スロットを楽しむ1つの形なのかもしれません。

そうだ!

それこそが優しさなんだ!

普段優しくしているんだから今度はこっちを楽しませてくれたっていいじゃないか!

俺も優しさが欲しいー!

 

 

という雑な導入で始まるこの企画は普段優しくしている後期高齢者(ジジババ)の方々に優しさを返してもらおうという企画と‍なっています。

 

今回のルール説明

  • 普段目押しを代わりにしている後期高齢者の方々に逆に目押しをしてもらう
  • 誰の目押しをしたとか覚えていないので声をかけるのはそこら辺の人
  • 目押しをしてくれたら勿論お礼に缶コーヒー
  • パチ屋に優しさは溢れているのか検証する企画

 

はじめの一歩

 

最初に声をかけたのは箱を使ってるばあちゃん。目押しを頼むのですから目押しが全く出来ないではお話になりません。

ある程度出来る人に頼まなくては。その点箱を使っているのなら目押しは出来る!はず…

とにもかくにもペカらせないとお話にならないので隣に着席。

通常時から目押しが出来ないアピールをするためBAR狙いはせずに適当押し。この時から「なんで目押し出来ないのに打ってるんだ」的な視線を感じていましたが、むしろそれは好都合。どんな事でも印象付けは大事です。

しばらく回すも一向に光らず、同じくハマっていたばぁちゃんも箱を降ろしながら打ち始める。

こ、これはヤバい!

1人目から逃げられては前途が危うい!

お願いばぁちゃん光って!

いやはよ光らせろやばばぁぁぁ!!

と思いながら打っていると、

光りました、自分が。

何はともあれここまでは良し。

後は目押しを頼むのみ。


(ばぁちゃんの肩を叩く)

 

おばちゃん

 はい?

 

バシバ

 目押ししてもらえませんか?

 

 

少しの沈黙

 

おばちゃん

 いや無理。あたしは他人のなんて目押し出来ないから!

 

バシバ

そこをなんとか!

 

おばちゃん

 出来ないもんは出来ないよ~

 

とにかく押し問答。ナンパ物の導入の様にはなかなかいかない。

 

目押しの価値は

 

1人目は正直失敗。

周囲の視線が凄くてとても打ち続けられる雰囲気ではなかったので気を取り直し店移動。

 

考えてみれば女性より男性の方が目押しが出来ている様をよく見かける。ペカった時は旦那さんが代わりにしていたとかそんな感じだろう。という事で2人目は下皿にメダルがあるじいちゃん。

 

1人目は「流されてしまうかも」という焦りから光ってすぐ声をかけてしまった。いくら適当押ししていたと言ってもアレではダメだ。今回は1人目の失敗を活かした秘策を考えたのでいけるはず!

3kでペカるランプ

光ったG数

今回考えた秘策とは!

ここからワザとボーナスを揃えない。左リールにBARを狙ったり、7を絶対に引き込めない位置で目押ししたり、1枚ではなく3枚掛けで初心者をアピール。1G回して揃えられずにホールを徘徊と、とにかくじっくりと時間をかけ「なんだこいつは」と印象付けをする。

そして10G回すまでに10分程かける。途中、隣から熱い視線を感じていたしこれは目押しをしてくれるはず!

これはイケるに違いない!意を決して声をかける…


 

バシバ

 あの

 

おじちゃん

 (無言でこっちを見る)

 

バシバ

 目押ししてくれませんか?

 目押し苦手で…その…お願いします!

 

おじちゃん

 無理無理。若い人の目押しなんて出来ないよぉ

 

バシバ

 自分目押し出来なくてそこをなんとか!

 

おじちゃん

 俺ヘタクソだから~~

 

ここでも押し問答。断られる理由は1人目とほぼ同じ。どうしても自分より年齢の低い人間に目押しをするのに抵抗感があるらしい。でもヘタクソだから出来ない。なんてイエスマンで引き受けるではなく相手の事考えて目押しに自信がなければ断るのもまた優しさなのかもしれない。

あまりしつこくしているのも店員に怪しまれるのでサクッと揃えてしまいます。

自分で揃えたバケ。…虚しい…

揃えた瞬間笑顔で何回も頷くじいちゃんの顔が見えましたが、その純粋な笑顔が心に刺さる。目押しは出来なくても人のボーナスを喜べる姿も優しさの形なのだと思う。

でもねおじいちゃん…その優しさがいたたまれなくなる時もあるんだよ…

 

3度目の正直

 

断った2人が共通して言っていたのは「目押しがヘタクソだから」確かに2人共BAR狙いは一切せず常に適当押し。メダルを持っていたけれど知り合いが目押しをしていた可能性もある。

今度は「通常時から」「目押しをきちんとしていて」「メダルを持っている」この3点をクリアしている人にのみ声をかける。

移動した店のジャグの島は2人目のじいちゃんと自分しかおらず、やはり隣で打ち続けられる雰囲気はなかったので最初の店に戻る。

最初の店を徘徊しながら3つの条件を満たす後期高齢者を探しているとマイジャグの島でBAR狙いをしているじいちゃんを発見。

1人目、2人目と散々な結果で終わったのでこの人はなんとしても目押しをしてもらいたい。若干焦りつつ、隣に座って打ち始めるとすぐに

思いが伝わったのか1kでペカる。

これはもういくしかない。すぐに声をかけ、目押しをしてもらい缶コーヒーをお礼にあげる!パチ屋で優しさに触れたい!

初めて告白した時よりもドキドキした胸で、


 

バシバ

 あ、あの!

 

おじちゃん

 あん?

 

バシバ

 (あれ雰囲気が違う)7を揃えてくれませんか?

 

おじちゃん

 (無言で見つめてくるじいちゃん)

 

おじちゃん

 いやあんた自分でしなよ。出来るでしょ。

 

バシバ

 目押し苦手で、スロットはじめたばっかりで、その…

 

おじちゃん

 (無視して正面を向く)

 

 

キッツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!

なにこれキッツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!

無視とかキッツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!

メンタルもっていかれるぅぅぅぅぅぅ!!!

人間、無視が一番辛いと言いますが1度視線を合わせただけに余計にキツい。どうせなら最初から無視してくれた方が諦めはつくってもんで。まぁ後期高齢者も目押し出来ないくせにパチ屋来んじゃねぇとか思うよね…そうだよね…

しばらくフリーズしてましたがボーナスを揃えてそそくさと撤退。無視された人の隣で打ち続けるメンタルなんて持ち合わせてねぇよ…

ここまで3人。何がいけなかったのか足りなかったものはなんなのかを考えるために一旦休憩所へ。


お礼にあげる予定だった缶コーヒーを飲みながら座っていると、

 

おじちゃん

 にいちゃん

 

バシバ

 ?はい

 

おじちゃん

 若いのにじじいに頼るんじゃねぇよ。パチ屋に来るんなら目押しぐらいちゃんとして来い。

 

バシバ

 あ、あ、はい…

 

おじちゃん

 金入れてる事なんだから少しはテメーの力で出来る様になってから来いって。

 

バシバ

 あ、あ、あの、その

 

おじちゃん

 じじいに頼んじゃねぇよ。ボケ。

 

 

 

説教されました。

 

優しさとは

意気消沈の心を癒すためストロングゼロを飲みながら優しさについて考える。

自分の実力を把握して断る事もまた優しさなのは間違いない。3人目の様にわざわざ説教する事も、優しさなのも間違いない。

パチンコ、スロットは金を入れている事なので自分の実力で報酬を得て欲しい。最後の説教からはそんな気持ちを感じました。今回は断られたという点では全滅でしたが三者三様で優しさの形があった事だと思います。

数万、下手したら10万以上失う事もあるパチ屋です。普段ピリピリしながら打っている事とは思いますが、そこはパチンコという趣味を共有している空間。一旦、万券を入れる手を止めてパチ屋にもある優しさを探してみては?

 

 

 

それでも最後に説教されたのは納得してねぇけどな!

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシバ

About バシバ

赤い仮性を始めて早2年、そろそろ一皮剥けたい26歳。

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7 Comments

  1. 口下手で乱暴な言い方ですけど本意は
    知識もなく賭場に来て金と時間を無駄にする若者を心配し、若者の将来の為に心を鬼にして説教してくれたのかもしれませんね。

    知らんけど

    • タマネギさん。
      恐らくそうだと思います。愛情表現ってのは難しいものがありますね。

      最後まで読んでくださりありがとうございます!

  2. ジャグラーデビューでした。人見知りゆぇ目押しを頼むのも勇気がいりました(◎_◎;)
    頼むのが恥ずかしい&自分で揃えられたら…練習しまくり、今ゎ頼まれる側になりました
    検証のためとゎいえ、バシバさんの勇気?に感服です。何とも歯がゆい記事でした

    • ミナミノさん。
      頼まれる側!って事はかなり練習なされたんですね。これからも練習の成果ですからどうぞ誇りになさって下さい。

  3. へうげもの要素が入ってないやん!
    説明文が本能寺の変だったからクリックしたの!

    昔、ジャッカスチーム楽しんでた時に目押し頼まれて、冷たく断ってしまったことを思い出してしまいました…あの時の爺さん…すまねぇ…

  4. Pingback: パチンコ屋に愛は溢れているか ~激闘編~ - B-TYPE

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